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HOW TO TD(User Engagement)Treasure Data User Engagement

Treasure Data × LINE で実現するクッキーレス時代のマーケティングソリューション

クッキーレス時代を見据えたマーケティングソリューションをLINEと共同で開発します

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トレジャーデータの山森です。
5/18(水)に、LINE株式会社との業務提携を発表しました。こちらのBlogでは、提携によって実現する具体的な3つの取り組みをご紹介します。

1. データクリーンルームソリューションの共同開発

「Treasure Data CDP」に格納された顧客データとユーザーの同意を得てLINEが取得したデータをセキュアに統合する、LINE版データクリーンルームを共同で開発します。

このデータクリーンルームソリューションを実現することで、「LINE広告」「LINE公式アカウント」などをはじめとするLINEが提供するさまざまな法人向けサービスを通じて得られた顧客インサイトの抽出が可能となり、分析結果をもとにした有効なメッセージ/広告配信を行う仕組みの提供を目指します。

例えば、「Treasure Data CDP」利用企業の顧客IDベースでの購買履歴や、会員登録情報、ウェブ・アプリ上での行動情報、来店データなどと、LINEのユーザーIDに紐づく、「LINE広告」接触履歴、配信に対する反応履歴、「LINE公式アカウント」への反応履歴などを、データクリーンルーム上で突合することで、高度な顧客アプローチが実現されます。

プライバシー保護と企業のマーケティングニーズを両立する分析プラットフォームとなると確信しています。

2. LINEのマーケティングソリューションと「Treasure Data CDP」のデータ連携

LINEとTreasure Data CDPの連携全体像
「LINE広告」や「LINE公式アカウント」などのLINEが提供するマーケティングソリューションに対して、「Treasure Data CDP」とのデータ連携を、企業のシステム開発負担を軽減した上で実現する仕組みを提供します。これにより「Treasure Data CDP」利用企業の「LINE」活用をより効果的かつ容易にします。

データ連携が実現することで、顧客一人一人に最適化されたメッセージ/広告の配信が可能となることに加え、広告主の新規システム開発負荷の軽減を実現します。

今後以下の連携を計画しています。

  • 「LINE広告」のコンバージョンデータを取得するAPI連携
  • 「LINE広告」のレポート情報を取得するAPI連携
  • 「LINE公式アカウント」に対して、顧客データを連携するためのAPI連携
  • 「LINE」のユーザーIDを活用したソーシャルログインを普及させる取り組み

3. LINEの提供する幅広い各種サービスとのソリューション開発


幅広いLINEのサービスに対して、「Treasure Data CDP」との連携及びソリューションの開発を行うことで、利用企業の利便性を向上します。

まとめ

LINEはクッキーレス時代のマーケティングやCRMを企業が行っていく上で、極めて重要なプラットフォームであり、今後ますますその重要性が高まっていくと、私たちは考えています。日本国内において、圧倒的なカバレッジを持つLINEとの協業を通し、企業・ユーザーの双方にとって価値のある情報接点を提供し、コミュニケーションインフラとして多様な活用の可能性を広げていきます。

今回ご紹介したソリューションにご興味をお持ちの方は、担当のカスタマーサクセスにお気軽にお問い合わせください。

山森 康平

Director of Business Development
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