Treasure Data CDPのコンソールで役立つTips
データマネジメントチームの日下部 佑起です。
本記事では、Treasure Data CDPのコンソールの小ネタについて、いくつかご紹介したいと思います。
キーボード操作について
Treasure Data CDPの基本的なキーボードショートカットについての記事はこちらにございますので、合わせてご確認いただけますと幸いです。
知っておくととても便利!Treasure Data CDPコンソールで使えるショートカット集
Treasure Data CDPのコンソールではクエリー画面とワークフロー画面で使用できるキーボード操作が異なるため、分けて記載をしていきます。
キーボード操作について
No. | できる操作 | Windows | Mac |
1 | 矩形選択 | ALT + マウスドラッグ | Option + マウスドラッグ |
2 | 選択したキーワードの次に存在するキーワードを追加で選択 | CTLR + ALT + → | Ctrl+ Option +→ |
3 | 選択したキーワードの前に存在するキーワードを追加で選択 | CTLR + ALT + ← | Ctrl+ Option +← |
4 | 選択箇所の折りたたみ | ALT + L | Command (⌘) + Option +L |
矩形選択
▼入力キー
▼実行結果サンプル
選択したキーワードの次(前)に存在するキーワードを追加で選択
関数などキーワードを選択し、そのキーワードと同じキーワードを複数選択することが出来ます。例えば、全てSUM関数を使用していたが、全てMAXに変更する際など便利です。クエリー画面では検索をすることは可能ですが、現時点では置換をする機能が無いため、こちらの機能で機械的に置換をすることが可能です。
▼入力キー
▼実行結果サンプル
選択箇所の折りたたみ
SQLが長くなると見づらくなる場合があります。そのときに、現在修正をしている箇所とは無関係の部分を範囲選択をして折りたたみ省略することが可能です。元に戻すときには同じキーを入力することで元に戻ります。
▼入力キー
▼実行結果サンプル
クエリー画面おまけ
クエリー画面で、テーブルプレビューで項目を探す際に、項目数が多く探しづらい場合があります。その際には、右側にあるJump to 項目名の機能を使用すると探しやすいです。アルファベット順で縦に並んでいるため、確認したい項目をクリックするとその項目までスクロールしてくれます。
ワークフロー画面
No. | できる操作 | Windows | Mac |
1 | 矩形選択 | ALT+ SHIFT + マウスドラッグ | Option+ SHIFT + マウスドラッグ |
2 | 選択箇所の折りたたみ | 行数の記載横にマウスオーバーすると∨マークが出てくるので、そこで折りたたみが可能 |
矩形選択
矩形選択に関しては、クエリー画面と同様にワークフロー画面でも可能ですが、入力キーが異なっており、SHIFTを追加で入力する必要がありますため注意が必要です。
▼入力キー
▼実行結果サンプル
選択箇所の折りたたみ
こちらは可能ですが、クエリー画面では任意の行で折りたたみができましたが、ワークフロー画面では、∨が出ている箇所のみ折りたたむことが可能です。
選択したキーワードの次(前)に存在するキーワードを追加で選択
クエリー画面では上記の操作がありましたが、ワークフロー画面では使用することが出来ません。代わりに以下のコマンドで置換をすることが出来ますので、そちらで代替が可能です。
できる操作 | Windows | Mac |
置換する | Ctrl + H | Command (⌘) + Option + F |
まとめ
以上、クエリー画面とワークフロー画面での小ワザについて紹介をいたしました。
クエリーやワークフローを作成する際に参考になれば幸いです。