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HOW TO TD(User Engagement)Treasure Data User Engagement

CDP活用におけるパートナーを含めた体制とスキルセット

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カスタマーコンサルティングチームの坂本 登です。

前回のブログでは、商業施設におけるカスタマージャーニーの絵を通じて、データ連携・活用のイメージを伝えると共に、シームレスに連携が可能になったLINEとのデータ連携・活用のユースケースを紹介しました。今回は、CDP導入〜活用におけるプロジェクトの体制の例を紹介し、それらのメリット・デメリット及び体制づくりのポイントについて言及いたします。

Treasure Data CDPは、あらゆるチャネルより多種多様なデータを収集、統合し、それらを分析や活用のために出力することに優れたツールであり、様々な企業に導入が進んでおり、先日はグローバルCDP市場における大規模調査にて、グローバルリーダーに選出されました。

今後も引き続き各社での導入及び活用が進んでいく過程で、Treasure Data CDPを中心としたプロジェクトが活発になっていくかと思います。そういった中で、どういったプロジェクト体制を組んでいくか?というのは、プロジェクトを進める上で重要なポイントの一つになるかと思われます。そこで、いくつかのプロジェクト体制を例にあげつつ、それぞれの特徴と、それぞれの場合においての導入会社にて想定される担当のスキルセットについて、お話しいたします。

想定されるプロジェクト体制



 プロジェクトの体制をいくつかのパターンに分けて、その特徴を説明します。以下に3つのパターンを示しております。右にいくにつれて、体制上、ステークホルダーが増えていくようになってます。

パターン1:自社のみによる体制

このパターンは、CDPを導入した会社及び担当者と、弊社が直接コミュニケーションをとりながら、担当者が直接CDPを構築及び活用を行なっております。ステークホルダーが少ないため、小さい規模での施策が進めやすいため、初期のQuickWinの達成がしやすいかと思われます。一方で、担当者でのデータ基盤構築や活用などの高いリテラシーや知識が必要となる場合が多いです。

パターン2:自社データ構築/活用パートナー支援体制

このパターンは、CDPを導入した会社やその担当者及び弊社が直接コミュニケーションをとりつつも、各メディアへの配信やメッセージング、またオフライン含めた活用においては、各代理店やベンダーのパートナーが主に実施している例になります。パターン1に比べると、各代理店やベンダーの専門知識を用いたより高度な施策を実施することが可能になります。一方で、各代理店やベンダーにおいても、CDPに対する一定の知識が必要になり、かつ施策の良し悪しを判断及び決定するための知識は導入会社の担当者にも必要となります。

パターン3:パートナーデータ構築/自社でのデータ活用体制

このパターンは、CDPを導入した会社ではなく、CDPのデータ基盤等のコミュニケーションにおいては、別のベンダーなどが弊社と行い、それらのデータを使った活用は、導入する会社の担当者自身が主に実施する例になります。この場合は、データインプリメントなどのデータ及びアーキテクチャに対する対応においては、ベンダーにて対応することができ、データの活用に社内の人的リソースを集中することができます。

パターン4:パートナーでのデータ構築/活用体制

このパターンは、CDPを導入した会社及びその担当者ではなく、任意のパートナーがCDPのプロジェクトを主導する形で、導入会社や弊社及び各ベンダー及び代理店と連携するようなプロジェクトになってます。この場合は、予算が1〜3に比べて大きく、より中長期に向けた戦略・戦術の設定や、進行ができるため、より大きな規模でプロジェクトを進行し、それにともなった成果を得られる可能性があります。一方で、PMOとして別のベンダーが立ち、またステークホルダーが多く、プロジェクトのコントロールが非常に難しい可能性が高い。

各体制における導入会社の担当のスキルセット

前章でご説明したパターンのメリット / デメリットをまとめた上で、想定される導入会社における担当のスキルセットについて言及いたします。


各パターン毎に想定されるスキルセットを記載しておりますが、自社内でCDPにおけるデータ構築を完結する場合は、データ基盤の整備・運用、そして集計等に関するスキルセットを持つ担当が必要ですし、自社内でCDPにてデータ活用する場合も、ビジネス活用の全体像や各施策のディレクションができるスキルが必要になります。いずれも自ら手を動かして、進めらせるスキルが必要となります。

一方で、ある領域(データ活用ないし、データ基盤)をパートナーに任せる場合においても、自ら手を動かす必要はないものの、パートナーから上がってくる提案や報告、作業内容に対して、その良し悪しを正確に判断できるスキルや知識、また精度高く指示ができる(例えば、集計を依頼する際に、パートナーの作業者が手間なく実装に移れる、など)ようなスキルや知識が必要かと思われます。そうすることで、パートナーが入ることによってコントロールが難しくなる部分においても、精度高く効率的に指示や方針を伝えることができ、パートナーの専門性を生かしたより、高度なプロジェクト運営ができると思われます。

まとめ

今回は、CDP活用プロジェクトにおけるパートナーを含めた体制の例とそれぞれのメリットデメリット、更にはそれぞれのパターンにおけるCDP導入会社における担当のスキルセットについてをお話しいたしました。

特にパートナーに任意の領域を任せる場合、必ずしもCDPの導入をする会社の担当者がデータ活用や基盤に関するスキルや知識が高くない場合があります。そうした場合、パートナーからの方針提案や助言に対して、適切な判断ができなかったり、非効率になってしまう場合があり、最終的にはプロジェクトが頓挫するなどの可能性も想定されます。

そうならないためにも、関連する知識を積極的に収集する。データ活用の企画を自身で立てて、データ自体も触れることで、スキルを高めていくことも必要ではないかと思われます。その際は、ぜひ弊社のブログをご参照ください。

坂本 登

Customer Consultingチーム

大学院修了後、2014年にITサービス会社に入社。ゲームプラットフォームでの各社アライアンス業務に従事し、各社とのリレーション構築及び、プロモーション含む全体施策の立案、実行を行う。その後、マーケティング部門に異動し、アニメやキャラクター等のライセンスを活用したタイアップ・コラボレーションを主とした業務を行う一方、並行してプラットフォームキャンペーン企画のプロジェクトマネジメントを担当。アニメやキャラクター等ライセンス事業の部門では、中国のゲーム会社とのリレーションに関わる業務を行い、ライセンス活用に関するアライアンス業務や、ゲーム運用のプロジェクトマネジメント業務など幅広く従事。 2020年にトレジャーデータに参画し、カスタマーコンサルティングチームにて、Treasure Data CDP活用のためのコンサルティング業務に従事。

得意領域 : プロジェクトマネジメント、ライセンシングビジネス、施策プランニング

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