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HOW TO TD(User Engagement)Treasure Data User Engagement

データガバナンスで最初にやるべき事

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カスタマーオンボーディングチームの竹内和樹です。

最近、データ利活用をする上で「データガバナンス」に取り組みたい、「データガバナンス」はどのように取り組めば良いのか、という声をよく伺います。今回はデータガバナンスについて何から取り組むべきか、(あくまで)筆者の考える要諦をお伝えできればと思います。

「データガバナンス」とは何か

ビジネスでの目的達成に向けて、ビジネスに必要なデータを戦略的視点を持って継続的に「データマネジメント」をする為に、組織体制・ポリシー・ルールを決定の上監査をする事で全体最適を図ります。

「データマネジメント」とは何か

ビジネスを適切に進めるにあたってデータのセキュリティ面・品質面等担保する為に、データの蓄積・取り扱い方法の継続的な検討や、データ自体の評価・利活用・補正等のマネジメント / オペレーションの実タスクを行う事を指します。

データガバナンスで取り決めた組織体制・ポリシー・ルールの中で、実際にデータを守るのがデータマネジメントになります。別の言い方をすると、データマネジメントの活動を監査するのがデータガバナンスになります。

「データガバナンス」は何から取り組むべきか

一言で表すと、ビジネスで目的達成に向けてどのような取り組みを実施するかを明確にする事、その取り組みに必要なデータを見極める事が出発地点になります。「データガバナンス」自体は達成すべき目的ではなく、あくまで目的達成に向けた手段だと捉えています。

「データガバナンス」というワードが注目されている昨今、「データガバナンス」自体を主語として取り組むというスタンスで進めてしまうと、守るべきデータのスコープや、セキュリティや品質の観点からどのレベルを目指すべきかの判断が付きにくくなります。

そうなると結果網羅的に全範囲に近いデータ種に対して、最低限担保すべきラインがわからない中でひたすら高い指標を設定する事となり、計画・運用時に莫大なリソースが必要となってしまいます。

「データガバナンス」の大まかな進め方の一例(参考)

上記で記載したように、ビジネス上の取り組みを定める事から始め、進め方の一例として以下の流れを参考として記載します。

  1. 企業の戦略や事業計画と向き合い、取り組み毎に今後の期待値や課題感や実現性等による優先順位付け
  2. 上記1と並行して全社的な方針として、データを守る為の組織体制・ポリシー・ルールの定義
  3. 取り組みに対して必要データとデータ内の守るべき項目や、そのデータを蓄積・活用するシステムの定義・見直し
  4. そのシステム上で守るべきセキュリティや品質面での水準、及び運用ルールの定義
  5. データガバナンスとデータマネジメントの運用

以上、顧客データをTreasure Data CDPに蓄積してどのように利活用すべきか、その顧客データを守っていく為に「データガバナンス」として何をしたら良いのかの検討にあたって、参考になりましたら幸いです。

竹内 和樹

Customer Onboardingチーム

金融業を中心としたSierからキャリアをスタートし、フリーランスに転身して新規フレームワークの設計・開発や、それらの導入支援として要件定義や開発現場でのトレーニングに従事。その後総合印刷会社の大日本印刷にて、B2Cサービスのデータ活用に向けたデータ基盤の企画・整備や分析チームのビルディング・運用、オフショア体制の立ち上げに携わった後、経営支援会社にて小売業を中心としたクライアントに対してIT/デジタルの支援として業務設計やプロジェクトマネジメントに携わる。 前職はデータ分析企業で、データサイエンスを用いたデータ利活用構想の策定から新規ビジネス立ち上げにおける企画支援やマーケティング施策の立案、分析プロジェクトのマネジメント等の支援を実施。 2021年にトレジャーデータに参画。カスタマーオンボーディングに所属して、初期導入期における伴走支援に従事。

得意領域 : プロジェクトマネジメント、データ利活用の構想策定、マーケティング施策の立案など

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