2022年2月号リリースノートサマリー

カスタマーエンゲージメントチームの大橋 勇斗です。
今回は2022年1月のリリースノートをご紹介します。
Betaリリース
SalesforcePardotインポートインテグレーション
これまでPardotとの連携においては、Treasure Data CDPからPardotへのデータエクスポートは可能でしたが、今回のベータリリースによってPardotからTreasure Data CDPへのインポートについても実現可能となりました。これにより、Pardotで行った施策の結果をTreasure Dataにインポートできることになりますので、(Treasure Data CDPからアウトプットして終わりではなく、)PDCAを意識した施策が行えるようになります。※Pardot(パードット)とは、Salesforce社が提供する、BtoBに特化したマーケティングオートメーションツールです。
詳細は、こちらをご覧ください。
LINEメッセージングのエクスポートインテグレーション
昨年Treasure Dataが「LINE Biz Partner Program」の「Technology Partner」に認定されてから、これまでカスタムスクリプトを活用してLINE公式アカウントへの連携は可能でしたが、今回のリリースによってコネクタ経由での連携が可能となりましたので、よりシームレスな連携が実現できるようになりました。
詳細は、こちらをご覧ください。
GA Releases
Audience Studio KaizenのPII可視性制御
こちらは2021年11月号リリースノートサマリーでもBetaリリースとしてご紹介した機能(Audience Column Visibility Control)になりますが、今回少し名称が変わり(PII Visibility Control for Audience Studio Kaizen)、GA版として正式にリリースされました。
詳細は、以下をご覧ください。
Netsuiteインポートインテグレーション
以前は、請求書オブジェクトなど一部のトランザクションを含むデータを取り込もうとすると、インポートジョブが失敗したり、「MEMORIZED_TRANS_ERROR」が発生したりする可能性がありましたが、このIntegrationによりエラーを回避して、問題なく取り込みを行えるようになりました。
TD ConsoleでAPIトークンを非表示にする
TD ConsoleでAPIトークンを非表示にすることが可能となりました。働く環境が多様化する昨今において、セキュリティ強化の一つとして今回リリースされました。
今後の予定
Data Governance
今後はDBのカラム単位での権限管理が行えるようになります。事業部や部署ごとにタグベースでグループ管理を行えますので、例えば各部門ごとにPIIデータが含まれるカラムを表示したり、非表示に設定することが可能となります。PBPのオプション機能となりますので、ご興味がございましたら担当のカスタマーサクセスまでお問い合わせください。
Audience Studio v5への移行
Treasure Data User Engagementの記事で以下のシリーズでもご紹介してまいりましたが、Audience Studio v5への移行については2022年4月末までに全てのお客様を対象として実施されます。
- Audience Studioアップグレードに伴う新機能と概要
- Audience Studioの「V5とV4の機能面の違い」
- Audience Studio V5とV4の主要画面比較説明
- Audience Studio v5へのマイグレーション方法
Presto 350
こちらは近日中に全顧客のバージョンアップを予定しております。先んじてのバージョンアップも可能ですので、ご興味のあるお客様は、ご一報くださいませ。
Presto 350の詳細はこちらをご確認ください。
Hive 0.13 の廃止
2022年4月15日でHive0.13は廃止されます。Hive0.13クエリのHive2020.1への移行をお願いします。
過去のリリースノート紹介記事
ご不明の点は担当のカスタマーサクセス、またはサポートまでお問い合わせください。