HOW TO TD(User Engagement)Treasure Data User Engagement

商業施設をユースケースにしたLINE連携の活用

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カスタマーコンサルティングチームの坂本 登です。

前回は、昨年投稿したブログの内容を振り返りつつ、CDPにおけるデータ利活用でのQuickWinの重要性について、投稿いたしました。 

TREASURE DATA CDPは、あらゆるチャネルより多種多様なデータを収集、統合し、それらを分析や活用のために出力することに優れたツールであると、以前からお伝えはしておりますが、各種ツールとの連携を強めており、去年の事例として、「LINE Biz Partner Program」の「Technology Partner」に認定され、LINEとのシームレスな連携ができるようになっております。特に日本においては、LINEは社会インフラとして多くの方々が使用しており、顧客データを活用した施策連携先としては、重要かと思われます。そこで今回は、具体的なユースケース、商業施設でのLINE連携の活用の一例のユースケースについてご紹介いたします。

商業施設におけるカスタマージャーニー

百貨店やデパート、スーパマーケットなどで買い物をされる皆様も多いかと思いますが、昨今、アプリやLINEの公式アカウントなどを通じて、顧客のデータを収集しつつ、分析による示唆を踏まえた、データ活用をしていくケースが増えているかと思います。(顧客へのアプリやLINEを通じた通知やキャンペーン、またはロイヤリティプログラム、など)
 
更には、アプリ等の単独のソースではなく、各施設やテナントへの来訪や購買データなどと、紐づけて、データ統合をし、顧客の解像度をあげてセグメント切り、適切なデジタルアプローチをかけていくなどの施策も想定されます。こういった取り組みの場合、まさにTreasure Data CDPを活用できる1つの例となっております。


上記はカスタマージャーニーを表した1つの例となりますが、

  1. 商業施設への来訪前後でのアプリ会員ないし、LINE公式アカウント登録
  2. 顧客の登録属性・行動に基づく、施策活用

が、一連の流れとしてあり、その中で統合した顧客データに基づく分析、顧客セグメンテーション及び施策活用がCDP活用の文脈の中で行われます。そういった場合において、顧客に対するデジタルアプローチの手段として、LINEの公式アカウントに登録しているお客様に対して、プッシュ通知をするなどは有効な手段の1つと思われます。更に、データとして顧客データに一意に統合したLINEユーザーIDを保持している場合、比較的容易にCDPを経由した通知が可能になります。

以降、IDの取得及びCDPへのデータイン、及びLINEユーザーIDを経由したデータアウトのイメージを説明します。

LINEユーザーIDのアプリを通じたCDPへのデータイン

アプリなどを介したLINEユーザーIDの取得及びTreasure Data CDPへのデータインの方法を簡単ではありますが、説明いたします。


前述したLINEユーザーIDを活用する場合、何かしらの方法でLINEユーザーIDを取得し、CDPにいれる必要があります。そういった場合、今回はアプリを活用した事例ですので、

  1. アプリの認証の際には、LINEとの認証の連携を行うなどで、LINEユーザーIDをアプリ側で取得する
  2. 取得したLINEユーザーIDを、アプリの他データとともに、TreasureData CDPにデータインする

というような方法でCDP内に顧客データと一意にするようにデータを保持しつつ、LINEユーザーIDをCDP内に取り入れることが可能です。

LINEユーザーIDを経由した公式アカウントでのメッセージ

CDPに入れたLINE IDを活用した公式アカウントでのメッセージについて、本章では説明をします。以下は、データの連携イメージです。


図では商業施設におけるアプリ会員かつ、公式アカウントを登録しているお客様の事例です。各種データソースよりCDP内にデータを保持、顧客単位にデータ統合を行い、各セグメントを切ったお客様の性質に合わせて、LINEアプリの公式アカウントを通じて、訴求メッセージを配信しています。

例えば、Aのお客様であれば、会員ロイヤリティをあげていただきたいとした場合に、ロイヤリティアップにつながるメッセージ(例えば、年の購入金額が30,000円以上でロイヤルティがアップするが、現状25,000円程度のお買い物をされている顧客、などに対して)を配信するイメージです。

技術的な側面では、Messaging APIを活用することで、CDPとLINEアカウントの連携が比較的容易に行えます。

まとめ

今回は、商業施設の事例におけるLINE連携の活用について、以下の通り記載をいたしました。

  1. 商業施設におけるアプリ及びLINE公式アカウントの活用イメージ
  2. LINEユーザーIDのCDPへの連携
  3. 取得したLINEユーザーIDを用いたCDPを通じた公式アカウントでのメッセージ

ぜひCDPを通じたLINE活用の際に、ご参考ください。

坂本 登

Customer Consultingチーム

大学院修了後、2014年にITサービス会社に入社。ゲームプラットフォームでの各社アライアンス業務に従事し、各社とのリレーション構築及び、プロモーション含む全体施策の立案、実行を行う。その後、マーケティング部門に異動し、アニメやキャラクター等のライセンスを活用したタイアップ・コラボレーションを主とした業務を行う一方、並行してプラットフォームキャンペーン企画のプロジェクトマネジメントを担当。アニメやキャラクター等ライセンス事業の部門では、中国のゲーム会社とのリレーションに関わる業務を行い、ライセンス活用に関するアライアンス業務や、ゲーム運用のプロジェクトマネジメント業務など幅広く従事。 2020年にトレジャーデータに参画し、カスタマーコンサルティングチームにて、Treasure Data CDP活用のためのコンサルティング業務に従事。

得意領域 : プロジェクトマネジメント、ライセンシングビジネス、施策プランニング

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