HOW TO TD(User Engagement)Treasure Data User Engagement

エリア戦略 – BDI・CDIを活用した市場分析によるエリアの考え方 –

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カスタマーコンサルティングチームの関根 大輔です。
本日は、ユーザー分析をする上で長年使われている1つの指標、BDI・CDIについて解説いたします。

BDI(Brand Development Index)

BDI(Brand Development Index)とは、当該ブランドの全国の売り上げに対する当該地区の売り上げを指数化した数字です。BDIが100より大きければ、当該ブランドは当該地区において全国の水準より売り上げが高い事が言えます。

CDI(Category Development Index)

CDI(Category Development Index)とは、当該カテゴリーの全国の売り上げに対する当該地区の売り上げを指数化した数字です。CDIが100より大きければ、当該カテゴリーはその地区において全国の水準より売り上げが高い事が言えます。

計算してみる

実際に数値を入れて解説いたします。(数値については想定値)

スポーツ飲料 商品X の北海道におけるBDI・CDI

・商品X		:全国 での売上げ(年)=1,000億円
・商品X		:北海道での売上げ(年)=50億円(売上げシェア5%)
・スポーツ飲料	:全国 での売上げ(年)=5,000億円
・スポーツ飲料	:北海道での売上げ(年)=210億円(売上げシェア4.2%)

・全国の人口  =1.2億人
・北海道の人口 =0.052億人(人口シェア4.4%)

と仮定して、BDI/CDIを計算すると、

  • BDI=(50億円÷1,000億円)÷(0.052億人÷1.2億人)=113.6
  • CDI=(210億円÷5,000億円)÷(0.052億人÷1.2億人)=95.5

つまり、北海道における商品Xの売上げは全国水準を上回っていますが、スポーツ飲料全体の売上げは全国水準を下回っています。CDIの値から「北海道では他地区よりスポーツ飲料の需要が低い=北海道の人はスポーツ飲料をあまり飲まない」と言う事になります。

BDI・CDIを4象限にまとめると以下のように整理できます。

まとめ

このBDI・CDIは昔からある考え方ではありますが、簡単な計算で算出可能であり、
分母を(人口・世帯・ターゲット毎の人口など)
分子を(売上金額、販売個数、サービス利用者数など)
自社の事業に関係あるデータで算出する事で、マーケティング活動に有効活用できます。

また、Treasure Data CDPで可視化された既存顧客データと全国の水準との比較、地域間の比較、世代間の比較、自社の事業に関係あるグループ間での比較を行う事で、テストマーケティングのエリアの策定、注力すべきエリアの策定、世代間のギャップ、不調・好調の要因を抽出するきっかけ、などにも活用できると思っています。

オーソドックスな市場分析の手法ではありますが、1つの目安となる指標を抽出する方法として、解説させて頂きました

関根 大輔

Customer Consultingチーム

ITベンチャー、外資系広告会社にて大手コンテンツプロバイダー、ソフトウェアメーカーのBTLに従事。その後、国内広告会社にて企業のマーケティング活動全般を支援。官公庁関連業務から外資系メーカーまで、担当業種・業務は幅広く、市場調査からメディア・コミュニケーション戦略、ブランド構築までをプロデュース。2020年トレジャーデータに参画し、カスタマーコンサルティングチームにてTreasure Data CDPの導入・活用支援に従事。

得意領域 : プロジェクトマネジメント

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