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HOW TO TD(User Engagement)Treasure Data User Engagement

施策領域に留まらない顧客理解

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カスタマーコンサルティングチームの木下 和也です。

本日は “施策領域に留まらない顧客理解“というトピックでお話いたします。目の前の施策に対して効果測定、次へのヒントを得ることは日常的に行われているかと思います。一方、施策単体の効果測定では、真の顧客理解に繋がらないケースがあると考えます。施策領域に留まらない顧客理解、その重要性と有用性について、お話させてください。

施策領域に留まらない顧客理解の“重要性“

施策単体の顧客理解は、該当チャネルの強化を意味しており、目の前の湖から魚を多く獲るヒントであり、養殖方法、次の湖を見つけるヒントにはなりにくいと考えます。つまりは、リレーション強化に課題があります。そこで、自社が保有する顧客情報を一元化し、施策領域に留まらない顧客理解を通して、リレーション強化を図る必要があります。

例)八百屋さんがリスティング広告を行った場合

  • 施策単体の顧客理解・・該当チャネル(リスティング)の強化を目的に顧客理解
  • 施策領域に留まらない顧客理解・・顧客とのリレーション強化を目的に顧客理解

施策領域に留まらない顧客理解の“有用性”

CDP環境を用いて、顧客理解を深めることでリレーション強化を図り、離反防止、更にはクロスセル、アップセル、新規顧客の獲得を効率的に行うことが可能です。リレーション強化は、リスティング以外のチャネル(接触)を考えるきっかけにもなります。

まとめ

  • 施策単体の顧客理解は、該当チャネルの強化
  • 施策領域に留まらない顧客理解は、リレーション強化
  • リレーション強化は、離反防止、新規獲得などに繋がる

最後に、施策毎に代理店など存在し、プロジェクトマネジメントが皆さまのお仕事かと思います。そこで、プロジェクト全体を見渡して、施策領域に留まらない顧客理解が行われているか、時折思い返していただければと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。

木下 和也

Customer Consultingチーム

広告代理店、メーカー、コンサルティング企業といった複数のキャリアで、PMとしてDX推進に従事。デジタルソリューションを活用し「新規事業の立ち上げ」や「既存事業の改善」のため、0次分析〜企画・PoC〜運用まで一気通貫し支援。オンラインサービスなどの無形商材、化粧品・医薬品・消費財といった有形商材、双方経験。2021年、トレジャーデータに参画。クッキー規制によるCDP需要の高まりと、AI高度化によるデータマネジメントの重要性を感じ、入社を決意。

得意領域 : デジタルマーケティング、オンラインメディア運用

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