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デバイスをまたいだユーザー理解を可能にするソリューション – Tapad

TREASURE Network Showcase vol.2 REVIEW

Tapad Inc.(以下Tapad)は、2010年にアメリカのニューヨークで設立され、クロスデバイスソリューションの提供で知られるマーケティングテクノロジーカンパニーです。2017年より日本でのビジネス展開を開始しました。今回はコマーシャル・ディレクターの吉武 亜季子氏よりクロスデバイスソリューションの「The Device Graph™」についてご説明いただきました。

1人あたりのデバイスは平均で4台

現在、私たちの日常にはデバイスが溢れており、1人当たりのデバイス保有数が平均で4台になるというデータもあります。1週間に60時間、コンテンツを閲覧し、1時間の間には27回もスクリーンを往来しているとも。マーケターにとって、デバイスをまたぐトラフィックを追うにも複雑性が増している状況が課題になっていると吉武氏は主張します。

クロスデバイス・ソリューション「Device Graph Access(DGA)」

Tapadは元々モバイルのDSPからスタートしましたが、先に上げた課題に対するクロスデバイスのソリューションとして、「Device Graph Access(DGA)」を提供するようになりました。

「Device Graph Access(DGA)」では、匿名のユーザーのままでユーザーが様々にアクセスしているデバイスを、広告の入札情報などに含まれるIPアドレス、ユーザーエージェント、Cookie や デバイスID、URLやAppIDなどをもとにタイミングなどを見計らって推測をしながら特定していくという技術が用いられています(Probabilistic Data)。

この「Device Graph Access(DGA)」でIDシンクを行うことで、デバイスを横断したオーディエンス管理や広告配信、そして分析といった3つのポイントでマーケティングに活かすことができます。

多様で透明性の高いデータツール・エコシステム

「FacebookやGoogle、Amazonのようにユーザーのログイン情報を使ってIDを連結させることもできます(Diterministic Data)が、これらは非常にクローズな状況で、彼らのプラットフォーム内に閉ざされています」(吉武市)。Tapadはネットワークグラフというかたちを取っていますので、Tapadネットワークに参加しているパートナーで作り上げて行く、オープンなデータツールです。

また大量のシグナルデータはTapadに一時的に滞留し60日間のロールアウトで常に直近性のあるデータと、多様性のあるデータソースで構成されるエコシステムとなります。

「TREASURE CDP」との連携イメージ

Tapadは「TREASURE CDP」との連携を進めています。現在の想定では、まず「TREASURE CDP」に格納されているCookieデータをTapad側に連携し、データの精度を上げ、付随するデータを繋いでいきます。やり取りする情報はデバイスID(広告ID)やタイムスタンプなどの、個人情報には類しないデータです。

また、アプリからのデータに関してはバッチファイルを日ごとに交換して行くという形式ですが、顧客企業毎に対応しているとデータ量が多くなりますので、その部分も「TREASURE CDP」にて連携対応を進めていきたいと考えています。

2016年に、ノルウェーの国営通信企業であるテレノール社の傘下に入ったTapadでは、現在、日本を含めたAPAC地域を含め、グローバルビジネス展開に注力されています。日本においてもユーザーの拡大を視野に、トレジャーデータとの連携を含めたサービス体制の構築を進めてらっしゃいます。今後の連携、アップデートにつきましては随時こちらにてお伝えしていきます。

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