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「TREASURE CDP」のAPIエコノミーで新たなビジネス創造を

TREASURE DATA カスタマーセミナー with Twitter & Domo

9月21日、「TREASURE DATA カスタマーセミナー」を開催しました。 今回のテーマはTwitter、「Domo」と「TREASURE CDP」の連携についてです。

会場はTwitterの本社セミナールーム。非常にオシャレです。なんとオリジナルのプリクラまで!

まずトレジャーデータのパートナーサクセスを担当する岸田より、「TREASURE CDP」について、そしてトレジャーデータの今後の取り組みについてご紹介しました。 (さらなるアップデート情報はこちら

「TREASURE CDP」について

7月11日にリリースした「TREASURE CDP」は「マーケターにとって重要なデータを管理、活用するために必要なデータソリューションであり、永続的なデータ管理をセキュアに提供するプラットフォームです。さらに、他のマーケティングソリューションやツールとすでに連携されているプラットフォーム」(岸田)です。

従来のプライベートDMP機能に即したウェブログや広告ログ、アプリログに加え、リアルのPOSデータや店舗への来店データといった非構造データ、そして顧客アンケートデータやCRMデータ、属性データなど、1st Partyデータであればどのようなデータでも格納することが可能になりました。

加えて「TREASURE CDP」ではGDPRをはじめとした情報セキュリティの枠組みに準拠し、個人情報に類する情報も安全に蓄積することができます。今後、デジタル施策のみならずマーケティング活動全般、そして企業の販売促進活動全体に利活用いただけます。なお、トレジャーデータ内のデータは期間の限りがなく永続的に保持します。

連携するマーケティング製品はグローバル製品を始め国内製品を含め数百サービス。ユーザー企業のご要望に即したカスタマイズ環境を構築できるのも、「TREASURE CDP」のAPIエコノミーの利点です。

トレジャーデータのカスタマーサクセス 4つのポイント

また今年度、トレジャーデータではユーザー企業の満足度向上を目指し、カスタマーサクセス部門を新設しました。今後、4つのポイントで、お客様に更にトレジャーデータを活用いただけるような活動を展開していきます。

  1. SQL・コンソール操作のハンズオンセミナーの定期的開催:トレジャーデータ製品の基本的な利用方法についてのご説明とレクチャーを行います。
  2. 機械学習ライブラリ「Hivemall(ハイブモール)」のハンズオンセミナー開催:「Hivemall」はJavaなどで複雑なプログラミングを行うことなくHiveで、学習から予測までの機械学習の一連の処理を実行することができます。トレジャーデータ製品内に格納されたデータを、「Hivemall」を用いることで、ハードルを低く機械学習処理を用いたレコメンデーションやCTR予測など、ユーザー企業のビジネスに利活用いただけます。
  3. トレジャーデータ機能アップデートのお知らせ・パートナー企業さま事例紹介:今回と同様の「カスタマーセミナー」の形式で行います。
  4. ユーザーグループ会開催:ユーザー企業間でトレジャーデータ活用の知見を共有し、学び合える場を検討しております。

Twitterはブランド認知向上に最適なプラットフォーム

Twitter Japan株式会社(以下Twitter)のパートではSr. Revenue Partner Managerの岡本 純一氏より、改めてTwitterのご紹介と、企業活用サービスを最新事例を踏まえながらご紹介いただきました。

岡本氏は現在、APAC地域において、Twitterの広告売上についてインパクトの有る連携パートナーシップを担当されています。

はじめに、“Twitter is what’s happening.”という言葉が紹介されました。

「Twitterは、世界中で起きている出来事やそれについての会話がリアルタイムで繰り広げられている場所」(岡本氏)です。現在日本では4,000万MAU、岡本さんがTwitterに参画された2012年8月では800万MAUだったとのこと。グローバルでも順調にユーザー数が伸長しています。

Twitterはリアルタイムでの情報取得がまず特徴として挙げられますが、人口の20%にユニークリーチできるまでの時間は、テレビが約12時間であるのに対して、Twitterは約9時間。情報の規模に対しての拡散はメディアでは最速、またどの時間でもリーチ率が高いとのデータが出ています。加えて日常会話的にもTwitterが登場するシチュエーションになっています。現在ツイートを日常会話の話題にする人の割合は73%という数字も紹介されました。

TwitterはGoogleに次いで検索が行われるプラットフォームです。岡本氏はTwitterユーザーを「常に何かを探している”ディスカバリーマインドセット”」をもっている と定義します。ユーザーの数、態度、直接的なコミュニケーションからTwitterはブランド認知を上げるのに最適なプラットフォームです。

「TREASURE CDP」のデータをTwitterのマーケティング施策に

Twitterと「TREASURE CDP」は今年に入って連携を開始。現在はAPI経由で「TREASURE CDP」内のデータをマーケティング活動に活用できるようになっています。 TwitterではCRMデータをマッチングできるサービスとして、「テイラードオーディエンス」機能を有しています。この機能を活用することで、自社データからセグメントを切り、Twitterユーザーにマッチングして広告、プロモツイートを配信できます。またCookieをマッチングすることで特定のWebサイトの訪問ユーザーに対してリターゲティングする機能や、地域性別等の属性データとの掛け合わせを行うこともできます。オーディエンス拡張機能も充実しており、自社データを活用した様々なターゲティングが実行できます。

Twitterの最新ビジネス活用事例

Twitterのビジネス活用事例では、実際にTwitterの特性と機能を活かした最新の情報が共有されました。

1つ目は、「マスインフルエンス(幅広いユーザーへの認知拡大)とディスカバリーマインドセット(常に何かを探しているユーザーのマインドのこと)をかけ合わせたキャンペーン紹介」として、「プロモトレンド」※1と合わせて1日1社限定の「ファーストビュー」※2 サービスの活用事例です。API連携を利用し、最終的にモバイルアプリのインストールを促進するキャンペーンです。

2つ目は「オープンなTweetからブランドとの対話をうながす」事例として、Tweetデータを活用したソーシャルリスニングをもとに、ブランドアカウントから利用者に対して積極的なコミュニケーションを行うことでエンゲージを高め、ブランドのロイヤリティを上げていく施策が紹介されました。「ユーザーが最近の動向を見に来るところ+日常会話」というTwitterの特性を活かしたキャンペーンです。

3つ目の事例のキーワードは「パブリック to プライベート」。「#DM API v2」を用いて、DMを活用した利用者との対話が可能です。大手自動車メーカーの、「プロモツイート」※3からシームレスにDMでの1対1のプライベート対話に移行し、チャットボットを活用して製品の紹介やブランド・ロイヤリティの向上を図る施策が紹介されました。

最後に、生活者が購買するタイミングにTwitterが利用されているという特性を活かした、会話を喚起させる「カンバセーションカード」機能では、具体的にTwitter上で会話を醸成してターゲットに効果的にメッセージを伝え、流入を促進することができます。

Twitterでの広告施策効果を更に高めるために、「TREASURE CDP」に格納したデータを利活用いただければと思います。

※1 「プロモトレンド」:1日1社限定で、Twitterのトレンド枠に任意のキーワードやハッシュタグを表示できる広告
※2 「ファーストビュー」:ユーザーがその日最初にTwitterにログインした時、タイムラインのトップに表示される動画広告
※3 「プロモツイート」:広告ツイートのこと。ツイートに「プロモーション」と表示される

「Domo」はBIツールの範疇にあらず

ドーモ株式会社(以下ドーモ)は2010年にユタ州で創業、次世代の経営ダッシュボードを用いてビジネスを最適化するプラットフォーム「Domo」を提供しています。ソリューションコンサルティング部 部長の奥野 和弘氏よりツールの概要と実際のデモをプレゼンテーションいただきました。

ドーモを創業したのはジャシュ・ジェイムズ氏、Omnitureの創業者で当時は上場企業最年少CEOで知られていました。彼が感じていた「経営に必要なデータをリアルタイムに把握できない」という課題のソリューションとして、「Domo」は開発されました。「Domo」という名前は、日本語の「どうもありがとう」に由来しています。クラウド型のサービスである以上、価値を感じられない場合はすぐに解約されてしまう、それを肝に命じ、ビジネスに価値を提供するツールになっています。

奥野氏は「Domo」について、あえてBI(ビジネス・インテリジェンス)ツールではなく、「ビジネスのパフォーマンスを向上させるために必要なデータと人の知見を結びつけ、お客様のビジネスを最適化する」ツールであると説明します。「BIは分析のためのツールであるけれど、『Domo』はビジネスを診断し、アクションに結びつけるためのツールであり、人と人を繋ぐグループウェアに近い。そのため、この12ヶ月で導入された大手の企業を例にとり、『Domo』は既存で採用されているBIツールをリプレースするのではなく共存することができるのです。」

 

マーケターがビジネスの課題を把握しアクションに結びつけるために

「Domo」は「見える化<見せる化」のツールです。実際に奥野氏自身が使っているダッシュボードが披露されました。データから問題を把握し、メンバーとチャットし原因を探り、部門をまたいで解決策を取る一連のスムーズな流れの中には、データサイエンティストは登場しません。「業務ユーザーが自分のビジネスがどうなっているかということをデータに基いて把握することができれば、それだけで十分アクションを取ることができます」(奥野氏)。

データの90%がこの2年で作られ、マーケターは60〜80のマーケティングツールを使っていると言われる現代では、「マーケターの約1/3が、どのチャネルが売上に最も大きなインパクトを及ぼしているかを把握していない」(奥野氏)という課題があります。データの可視化に時間がかかるため、当たり前に思えるビジネス上の質問に答えられない問題に対して、例えば「Domo」自体には1,000程度のプリセットのダッシュボードが用意されています。マーケター自身が、エンジニアやデータサイエンティストを介さず簡単にダッシュボードを作ったりコピーすることも可能です。キャンペーンの度にダッシュボードをコピーし、迅速な効果測定を実現できます。

「TREASURE CDP」との連携は非常にスムーズ

なお、「TREASURE CDP」と「Domo」は既に連携しており、スムーズにデータのやり取りが行えます。「Domo」から「TREASURE CDP」のコネクタを選択し、APIキーをセットして、「Hivemall」でSQLを書きます。「Domo」は定期的にデータをポーリングすることもできます。これで連携、「Domo」に「TREASURE CDP」からデータの取り組みが完了します。奥野氏は実際のダッシュボード画面でデモを行いました。

「Domo」でもデータを格納することは可能ですが、大量のデータ処理は推奨していません。その代わり、「TREASURE CDP」を「Domo」のフロントに据えて連携することで、データを見たい粒度に整えてから「Domo」に取り込むことで、スムーズな可視化が可能となります。

「トレジャーデータ」=「宝の山」とおっしゃる奥野氏。「TREASURE CDP」に格納されたデータを「Domo」で有効に活用することで、「このキャンペーンは成功か否か?」「最も効果の高いマーケティング・チャネルは?」「最もROIが高い施策は?」といった、マーケターが最も知りたい質問にスピーディに答えることができます。

Twitter<->「TREASURE CDP」、「Domo」<->「TREASURE CDP」の連携にご興味の方はこちらからお問い合わせください!→<お問い合わせ>

セミナーのあとは、軽食とともに懇親会も開催し、活発な意見交換も行われました。

トレジャーデータは、ユーザー同士のコミュニティも、ユーザーとパートナーのコミュニティも新しいビジネス創造において非常に重要だと考えます。 これからも積極的にこういった会を展開していきたいと思っています。

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